欧米中銀の姿勢が垣間見れた金融政策

昨日注目の欧州中央銀行による金融政策の発表がありました。そこでECBは、量的緩和を今年9月以降は月間150億ユーロに縮小すると発表しまし、そして年内に量的緩和を終了することを決定しました。

9月末までは月間300億ユーロの買入を続け、9月以降は中期インフレ見通しを確認するものとなれば、12月末までに月間150億ユーロに縮小して量的緩和を終了するとしました。

ECBの発表を受けて、ユーロドルは1.184ドルから1.164ドルまで大きく下がりました。去年11月以来の水準です。

ユーロドルを引き下げた要因は、金利の据え置きでした。ECBは量的緩和を終了させると発表しましたが、しかし追加利上げに関しては慎重になっています。この慎重さが市場に不信感を招き、ユーロドルを大きく引き下げた要因となりました。 尚ドル円は、109円から110円台へと返り咲くことができました。

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さてさて一方、前々日の米国FOMCは市場の予想通り、0.25%の追加利上げを決めました。そして今年の追加利上げの見通しは、今回の分も含めて4回とペースは加速すると発表されました。

声明文によると、景気について「緩やかなペースで拡大」から「堅調なペースで拡大」に上方修正。物価上昇の見通しについては、2.1%と目標を少し上回る形で推移するとのことです。

FOMCの発表を受けて、ドル円は110.4円から110.8円にまで急上昇しました。しかし直ぐに値を戻しFOMC発表前時より低い、110.3円にまで落ち込みました。

一方ユーロドルはと言うと、1.179ドルから1.172ドルまで下落。しかし直ぐに値を戻し、1.180ドル台へと返り咲くことができました。 パウエルFRB議長は利上げに関しては慎重タイプと言われていますが、動く時は動く大胆さもあるようです。